mikroCをダウンロード&インストール

mikroCとは

 というわけで、コンパイラとしてmikroElektronika社のmikroCを使わせてもらうことにしましょう。C言語でプログラムを書いたら、ダウンロード可能なhexファイルまでカンタンに作ることができます。

 mikroElektronika社は、1997年にエレクトロニクス関連の出版社として設立されました。その後事業を拡大し、PICマイコンのオフィシャルコンサルタント、PICマイコンの製造元であるマイクロチップ社のサードパーティパートナーとして開発ツールをリリースし、またC、BASIC、PASCALコンパイラを販売しています。将来はAVRマイコン用も予定しているそうです。また、出版社として雑誌や本を出版しています。

 そんな会社が販売しているコンパイラ、mikroCは、プログラム容量が2Kワードまでと制限付ながら無料でフリーデモバージョンを使わせてもらうことができます。今使おうとしているPIC16F628Aはプログラム領域が2Kワードですので、結局はフルに使えてしまうってことですね!

 でも、$249なら安いと思います。気に入ったら感謝の意味を込めて購入することにしましょう。

ダウンロード

ダウンロードリンク

 今日この時点ではmikroCの紹介ページにDownload Now!と大きく書かれています。そこをクリックすると、ダウンロードページに最新のmikroCのダウンロードリンクがありますので、ダウンロードしましょう。

 その他たくさんドキュメントが用意されていますので、必要に応じてダウンロードしてみてください。

解凍

 ダウンロードしたファイルは、今回はmikroc_6210_setup.zipというファイルでした。バージョンアップするとファイル名やインストール方法など変わるかもしれませんが、今回は6.2.1.0というバージョンでした。さて、そのmikroc_6210_setup.zipというファイルを展開すると、mikroC_6_2_1_0.exeというファイルを得られました。これを実行してみます。

インストール開始

 説明するまでもなく、Next >ボタンをクリックですね。

ライセンス同意書

 ライセンスに同意したら"I accept..."にチェックを入れてNext >ボタンをクリックします。

コンポーネントの選択

 インストールするコンポーネントを選択します。PicFlash 2.0とPicFlash 1.0はどちらか指定しないといけないようです。これらはmikroElektronika社の開発ツールを使うときに必要になるのでしょうが、使わないので必要ありません。あとからインストールしないようにできますので、とりあえずそのままにしておきます。exampleはお好みに合わせてインストールしてみてください。気が済んだら、Next >ボタンをクリックです。

インストールフォルダの選択

 mikroCのインストールパスを選択します。通常はそのままでいいでしょう。Installボタンをクリックです。

インストール中

 ファイルのコピーが始まりました。

インストール終了

 インストールの終了です。Finishボタンをクリックしてください。

PICFLASH2をインストールしますか?

 インストールするコンポーネントを選択するところで強制的に選択させられたPICFLASHをインストールするかどうか聞かれました。しなくていいので、いいえ(N)ボタンをクリックします。

スタートメニュー

 無事、スタートメニューに登録されました。

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